分解能帯域幅(RBW)の正規化

ある分解能帯域幅で測定したレベルを、規格が求める RBW 基準に換算します。雑音性・インパルス性・狭帯域を区別して補正します。

dBµV
補正量 ΔL
11.2494dB
換算したレベル
51.2494dBµV
RBW 比 (B₂/B₁)
13.3333×

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計算例

入力: 測定レベル 40 dBµV, 測定に使った RBW 9 kHz, 換算先の RBW 120 kHz, 信号の種類 雑音性(10·log)
結果: 補正量 ΔL 11.2494 dB, 換算したレベル 51.2494 dBµV, RBW 比 (B₂/B₁) 13.3333 ×

計算式

雑音性: ΔL = 10·log₁₀(B₂ / B₁)
インパルス性: ΔL = 20·log₁₀(B₂ / B₁)
狭帯域信号は帯域幅を変えてもレベルが変わらない(ΔL = 0)

解説

広帯域信号の測定値は RBW によって変わります。ランダム雑音のように電力が帯域幅に比例する信号は 10·log₁₀(B₂/B₁)、インパルスのように振幅が帯域幅に比例する信号は 20·log₁₀(B₂/B₁) で補正します。単一キャリアのような狭帯域信号は帯域幅を変えてもレベルが変わりません。たとえば 9 kHz で測定した雑音を 120 kHz 基準に換算すると +11.25 dB です。

実務のヒント事前試験では速いスキャンのために広い RBW を使って換算することが多いのですが、信号の種類を取り違えると 11 dB もの誤差がそのまま残ります。RBW を変えてスペクトラムを見て、レベルが追従すれば広帯域、変わらなければ狭帯域です。正式な試験報告書の値は規格が定める RBW で直接測定する必要があり、この換算は事前検討用です。

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計算結果と要約は参考情報です。認証や試験成績書には、最新の規格原文と校正済み機器の値を使用してください。 最終更新: 2026-10-10