EMC チートシート(印刷用1枚)

試験現場で最もよく調べる値だけを A4 1枚にまとめました。下の印刷ボタンを押すと、メニューやリンクを除いたきれいな1枚になります。

印刷プレビューで倍率を 100 %、余白を「既定」にすると A4 1枚に収まります。

dB ↔ 倍率

dB電力電圧・電界
1 dB×1.26×1.12
2 dB×1.58×1.26
3 dB×2×1.41
6 dB×3.98×2
10 dB×10×3.16
20 dB×100×10
30 dB×1000×31.6
40 dB×10000×100
60 dB×10⁶×1000
80 dB×10⁸×10000
100 dB×10¹⁰×10⁵

基準点(覚えておくこと)

レベル値
0 dBm1 mW
30 dBm1 W
60 dBm1 kW
0 dBµV1 µV
60 dBµV1 mV
120 dBµV1 V
0 dBµV/m1 µV/m
120 dBµV/m1 V/m
140 dBµV/m10 V/m

よく使う式

  • E [dBµV/m] = 読み値 + アンテナファクタ + ケーブル − プリアンプ
  • マージン [dB] = 限度値 − 測定値、不確かさ込み = マージン − U
  • 距離換算 [dB] = 20·log₁₀(d₁ / d₂) (遠方界)
  • λ [m] = 300 / f [MHz]
  • 50 Ω のとき: dBµV = dBm + 107
  • 電力は 10·log₁₀、電圧・電流・電界は 20·log₁₀
  • 不確かさの合成: u = √(u₁² + u₂² + …)、U = 2u (95 %)

測定帯域幅 (CISPR 16-1-1)

周波数RBW
9 – 150 kHz200 Hz
0.15 – 30 MHz9 kHz
30 MHz – 1 GHz120 kHz
1 GHz 以上1 MHz

SI 接頭語

記号倍数
T10¹²
G10⁹
M10⁶
k10³
m10⁻³
µ10⁻⁶
n10⁻⁹
p10⁻¹²

試験現場での確認

  • 伝導エミッションが広い範囲で上がるときは、まずコモンモードを疑い、電流プローブで各ケーブルを挟んで確認する。
  • 特定の周波数だけ跳ね上がるのは、クロック高調波と共振(ケーブル長や筐体)が重なっているとき。
  • 3 m と 10 m の限度値は規格表の値を使い、距離の式で換算しない。
  • プリアンプの利得は引き、ケーブル損失は足す。符号を逆にする間違いが最も多い。
  • マージンが U より小さい場合は「重なり」であり、合否ではない。試験所の判定規則に従うこと。

各値の導出と計算例は、それぞれの計算ツールのページにあります。 · emctoolbox.com

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計算結果と要約は参考情報です。認証や試験成績書には、最新の規格原文と校正済み機器の値を使用してください。 最終更新: 2026-10-10